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映画「スター・トレック イントゥ・ダークネス」よりクリス・パインが演じるジェームズ・カークを作品化。

本作はJ.J.エイブラムス監督作で、J.J.エイブラムスは「スターウォーズ」最新作の撮影中だ。「スター・トレック」と「スター・ウォーズ」の二大スペース・オペラを監督することになり話題となった。差し詰め「ガメラ」と「ゴジラ」の両方を監督した金子監督みたいなものかも・・・・ちょっと違うか。

さて、J.J.エイブラムス監督、ドラマ「LOST」や「FRINGE」、他にも製作総指揮で「Person of Interest」などたくさんのヒット作のある監督さんで、「スピルバーグ二世」の呼び声もあった期待の監督さんだが、映画監督作は、評判とは裏腹に興行は結構寂しい結果になっている。

全米で最も興収の良かった作品が本作「スター・トレック イントゥ・ダークネス」で、全米での興収は2億28百万ドル。但し、本作の制作費は1億9千万ドルで、もう少し興収が伸びて欲しかったところだろう。
世界興収も本作の4億67百万ドルが最高。「E.T.」や「JAWS」をメガ・ヒットさせて時代の寵児となったスピルバーグ監督の足元にも及ばない。

「スター・トレック」シリーズも個人的にはもうひとつ。「ミッション・インポシブル」もJ.J.エイブラムスが監督した三作目よりもブラッド・バードが監督した四作目の方が遥かに面白かった。

後は「スーパー8」が監督作としてある程度。正直、「スター・ウォーズ」の監督としては、適任でdだったのかという危惧がある。
まあ、不安を吹き飛ばしてくれるような傑作を期待している。考えてみれば、もともと「スター・ウォーズ」シリーズは、個人的には世評ほどには乗れなかった映画だった・・・
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