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ドラマ「HERO」より木村拓哉が演じる久利生公平を作品化。第一話は26.5%という視聴率で好スタートを決めたのだが、第二話の視聴率は19%、個人的には福田靖の脚本だけあって面白いと思ったのだが、変わらないというよりも成長のない久利生公平に冷たい意見も多いようだ。

映画「怪盗グルーのミニオン危機一髪」を鑑賞した。原題は"Despicable Me 2"。聞きなれない"Despicable"は、「卑劣な」とか「見下げ果てた」という意味の形容詞。「見下げ果てた私」では子供向けでないと思ったのか、邦題は「怪盗グルーの~~」とひねってある。

2013年7月に全米で公開され、興収は3億68百万ドルと3億ドル越え。全米以外での興収も6億ドルを超え、世界興収は9億7千万ドルというメガ・ヒットとなっている。制作費はこの手のCGアニメにしては少なめな76百万ドル、何とも投資効率の良い作品となっている。
前作の全米での興収は2億5千万ドル、世界興収は5億4千万ドルだったので、一作目を遥かに凌ぐ興行成績でもあった。

IMDbのレイティングは7.6、一作目が7.7となっている通り、作品の出来は一作目とそう変わらない感じ。そこそこ面白いストーリーがあれば、後はミニオンの魅力で映画をぐんぐん引っ張っていけるといった感じ。
そう、映画の見所はミニオンに尽きる。ミニオンを創造できた時点で、映画の成功は約束されていたようなものだろう。

ミニオンを見ているだけで飽きない映画だ。
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