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1971年に公開された映画「ゴジラ対ヘドラ」よりヘドラの原画を書き直し、作品を作り直した。
子供が見たらトラウマになりそうな映画で、個人的には気持ち悪かった印象が強く、ヘドラは人気のない怪獣となってしまっている。ただ、その外見は強烈。

「女王蜂」を鑑賞した。
1978年の公開作で、市川崑監督、石坂浩二主演の金田一耕助シリーズ第四作目。一作目の「犬神家の一族」が公開されたのが1976年なので、僅か二年で四作が上映されたことになる。流石にオーバーペースで本作も撮影日程が非常にタイトだったようだ。

高峰三枝子(犬神家の一族)、岸恵子(悪魔の手毬唄)、司葉子(獄門島)の過去三作の主演女優の共演に中代達矢を加えた超豪華な出演者。ただ、ヒロインは新人の中井貴恵。女王蜂として言い寄ってくる男達を食い尽くすような美貌とはちょっとイメージが違う。

原作と異なり、物語の舞台の「月琴島」が山奥の「月琴の里」に変更されている。相応しいロケ地が見つからなかったのか、前作の「獄門島」と島続きになってしまうからなのか分からないが、この変更が物語の閉塞感を奪ってしまっているように思えた。
また、孤島の密室に屋敷の中での密室殺人という二重の密室も効果が薄れてしまっており、しかも映画の冒頭描かれる殺人事件の詳細がかなり分かりにくい。映画の終盤になって、この事件が密室殺人でしかも一連の連続殺人の重要な鍵となっていることが分かる演出の悪さ。

公開当時劇場に足を運んでみて、面白くなかった記憶だけが残っていたが、改めて見直してみても面白くなかった。
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無題
ヘドラいただきます。ありがとう!!
このヘドラちゃん可愛い!

≫「女王蜂」
ヒロインはちょっとオーラ不足でしたね~!
前3作のヒロインが強烈な個性とオーラでオドロオドロさ満開感でしたから。
Nezu 2015/03/19 (Thu) 07:41 編集
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