★GIFアニメーション新作紹介@電脳絵画館★
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米ドラマ「ザ・メンタリスト」よりサイモン・ベーカーが演じるパトリック・ジェーンを作品化。
「ザ・メンタリスト」は2008年に全米で放送が開始されるや、ドラマ部門において「NCIS」「CSI」に次ぐ第三位、番組全体でも第6位となる高視聴率を記録した。現在シーズン3まで全米で放送が終わっており、シーズン2は第10位、シーズン3は第9位と高視聴率を持続している。
科学捜査全盛の今、敢えてコロンボやホームズ的な卓越した観察力、洞察力を持つパトリック・ジェーンが主人公が返って新しく感じてしまう。またCBI(カリフォルニア州捜査局)の面々が個性的で、ドラマが明るい雰囲気なのも高視聴率の原因かもしれない。
「ミッション:8ミニッツ(Source Code)」という映画を見た。
本作は2011年4月1日に全米で公開され、興業収入は55百万ドルだった。制作費が32百万ドルだったので、多少赤が出たという成績だったことだろう。海外での興業は順調のようで、既に68百万ドルを突破しており、全米での赤字を回収してお釣りが来ることだろう。日本では10月公開予定なので、まだまだ上積みも見込めるようだ。
監督はダンカン・ジョーンズという人。長編第二作目ということもあって、聞かない監督さんだが、デヴィッド・ボウイの息子だということで、お父さんとはまた違った才能を持っている人のようだ。
長編二作目にしては、入り組んだストーリーを分かり易く見せてくれている。今後の活躍に注目の監督さんだろう。
主演はジェイク・ギレンホール、ディズニー×ジェリー・ブラッカイマーの超大作映画「プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂」で主演し、ものの見事にコケてしまったので、次回作が心配な俳優さんだった。小作品だが、本作のような良質のSF映画の主演を選んだのは正解だったようだ。興業成績も悪くないし、映画の評判も良いので、この先のキャリアにプラスになりそうだ。
さて、映画の内容はというと、人の大脳は8分間は全て記憶できるそうで、列車爆破事故の被害者の8分間に記憶に潜入し、テロリストを特定するというお話。ジェイク・ギレンホールがエリート軍人スティーヴンスに扮し、「インセプション」ライクな記憶世界に潜入を繰り返す。
原題は"Source Code"、コンピューター用語でプログラムの設計図のようなもののことだが、本作では被害者の8分間の記憶から作られたバーチャル・リアリティ(仮想現実)の世界のことを表している。主人公はテロリストを見つけ出すために、このソース・コードの世界に侵入を繰り返す。最初は、他人に成りすますことに違和感を覚え戸惑う主人公が回を重ねる毎に慣れて行く様が面白い。
テレリストが誰なのかという謎解きも加わって、映画の冒頭から物語に引き込まれる。
脚本がよく練られてあって面白い。
やがて主人公は、ある疑惑にとらわれ、テロリストの特定よりもその疑惑も解明に奔走し始めるのだが、このくだりがやや冗長な感じ。「気持ちは分かるけど、軍人ならテロリストの特定にもっと集中しろよ」とちょっといらいらしてしまう。
映画のラストは悲しいハッピー・エンド。「悲しい結末なのに、ハッピーエンドなんて変だろう?」と思われることだろうが、そこは映画を見てのお楽しみ。
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