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★GIFアニメーション新作紹介@電脳絵画館★
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「ジャンボーグA」よりジャンボーグ9の原画を書き直して、新作を制作した。

NHK大河ドラマ「平清盛」が低視聴率に喘いでいる。
初回が17.3%だったので、毎度20%を超える大河の初回にしては異様に低く、そもそも期待の薄かったドラマだということがよく分かる。初回を見たが個人的にはOUT、早々に脱落してしまった。
兵庫県知事の「画面が汚い」発言も追い風とすることができず、17%台の視聴率を続けた後、第五話では16%に視聴率が下がり、第六話では13.3%とその辺の民放のドラマと変わりない視聴率まで下がってしまった。

まあ、「画面が汚い」のは個人的にも気になったが、そもそも脚本の出来が異常に悪いと思う。視聴率が振るわないのは、たんに内容がつまらないだけ。
「ありふれた現代劇のような台詞回し」と思ったが、ネットでは「まるで漫画」と酷評されており、そう現代劇というより漫画といった方がぴったりくる感じ。

前にも書いたが時代考証はしっかりやって画面を汚くするなら、歴史考証もきちんとやって史実をあまり湾曲しないでもらいたいものだ。

さて、「平清盛」では清盛在世当時から流布していたと言われる白河法皇御落胤説を採用している。
「祇園精舎の鐘の声」で有名な「平家物語」では、白河法皇の寵愛を受けて懐妊した祇園女御が忠盛に下賜されて清盛が生まれたとなっているが、「平家物語」の成立は鎌倉時代以降であるため、信憑性は薄いとされている。清盛の尋常ではない立身出世から生まれた伝説のひとつと考えて良いだろう。

平清盛に先立つこと千年以上も昔、中国統一を成し遂げた始皇帝にも出世の秘密がある。
趙の国に人質として出されていた秦の公子・子楚に大商人・呂不韋が目をつけ、「 奇貨居くべし(珍しいものだから買っておこう)」と子楚に取り入り、その圧倒的な財力と類まれなる政治力を以て傍流の貧乏公子だった子楚を秦王にしてしまった。

子楚が不遇時代、呂不韋の妾の趙姫を気に入り譲り受け、やがて男児を産んだ。この子が始皇帝である。
始皇帝も子楚ではなく呂不韋の子ではないかという噂があり、司馬遷の「史記」でも始皇帝の父は子楚ではないとされているが、現在ではほぼこの流説は否定されている。これもタナボタ式に中国を統一してしまった始皇帝に対するやっかみから来た流説だろう。

案外、平清盛の御落胤説が生まれた背景には、この始皇帝の流説が強く影響しているのではないかと思っている。

今日は、ヤフー!のジオログにも新作を掲載してあります(↓)。是非ご覧ください。

http://geocities.yahoo.co.jp/gl/seasony24
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