★GIFアニメーション新作紹介@電脳絵画館★
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宮崎アニメ『千と千尋の神隠し』より千の私服姿を作品化してみた。
千の原画を書き直した際に私服の資料が手に入ったので、こちらの方も作品化してみた。
『ザ・ウォーカー』という映画を見た。日本でも公開中のようだが、日本のコマーシャルを見て見たくてDVDを探していた。全米公開は今年の初めだったので、北京でDVDが出ていてもおかしくは無かったのだが、見つからず不思議に思っていたが、本作の原題は"The Walker"ではなく"The Book Of Eli"という邦題とはかけ離れたものだということに最近気が付いた。
"The Book Of Eli"で探してみるとあっさりと見つかった。
まったく・・・
原題と邦題の話は別項に譲るとして、本作は2010年1月15日に全米で公開され、興収は95百万ドル弱だった。制作費は8千万ドルと結構かかっているので、もう少し興収が欲しかったところだろう。全米以外での興収が伸びず6千万ドル少々で、日本ではまだ公開中のようだが、5億円前後に落ち着きそうだ。まあ、日本では最近この手のアクション映画は当たらないが、全米以外ではかなり苦戦といった感じ。
世界が崩壊した近未来を舞台に、一冊の本を抱え、西へと西へと旅する男の姿を描いた映画だ。主演はデンゼル・ワシントンで、主演作はきっちり稼いでくれることで評判だった俳優さんだが、最近はやや興収が伸びない傾向にある。アカデミー賞を受賞しても、この手のアクション映画にも出演してくれる俳優さんなので個人的には結構お気に入りなのだが・・・
戦争により崩壊した近未来・・・という映画の舞台が、ちょっと手垢が付き過ぎてしまった感がある。『北斗の拳』の世界観と共通なのだが、最近は新鮮味がまるで無くなってしまった。
それでも「男は何のために一冊の本を運ぶのか?」「何故西へ旅するのか?」と言ったプロットが面白いし、ラストの結末も納得の面白さだ。
ところが脚本のできが悪くて、繋いであるエピソードが実に不愉快で面白くない。ほっとできるエピソードや笑えるエピソードなどを少しは挟まないと、暗いエピソードだけならべられると映画を見ていて気がめいってしまう。
誰かが本作のアイデアを思いついて脚本を仕上げたが、それが制作者に気に入らなくて別の脚本家が設定とラストを生かして書き直したみたいな感じの出来になっている。秀逸なプロットとラストに比べて途中があまりに貧弱。
監督はアレン・ヒューズという聞かない監督さん。
8千万ドルの製作費で砂漠のような近未来を描いてしまったかなりイタい監督さんだ。
まあ、レンタルで十分な作品だろう。
今日は、ヤフー!のジオログにも新作を掲載してあります(↓)。是非ご覧ください。
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/seasony24
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