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アニメ「デビルマン」より牧村美樹を作品化。
永井豪原作の「デビルマン」では、牧村美樹の悲しい最後が衝撃的だった。子供の頃に読んだので、結構トラウマにもなっている。そんな思いでもあって、今年のテーマ「おっ、懐かしい」と「狭いところ」をついた作品として牧村美樹を作品化してみた。
「ドラゴン・タトゥーの女」という映画を見た。
スウェーデン版ではなく、ハリウッド・リメイク版のほう。オリジナルが有名な小説で三部作、「面白い」と評判の映画だったので、かなり期待していた。ハリウッド・リメイク版は監督がデヴィッド・フィンチャーなので、陳腐な二番煎じになることもないだろうと思っていた。
さて、本作は2011年12月21日に全米で公開され、興収は1億ドルを突破している。全米以外での興収も1億3千万ドルあるのだが、製作費は結構多くて9千万ドル、まあ赤字にはならなかったが、さして儲かりもしなかったという感じだろう。
一族の隠された秘密・・・本作の話を聞いた時から、「北欧版・横溝正史」みたいな話だなと思った。デビッド・フィンチャー監督が物語の舞台としてスウェーデンにこだわったかいもあって、どろどろとしたストーリーに北欧の陰鬱な天気が絶妙にマッチしている。
「ドラゴン・タトゥーの女」リスベット・サランデルを演じたルーニー・マーラという女優さん、アカデミー賞主演女優賞にもノミネートされていたが、確かにかなり印象に残る。もともとスウェーデン版ノオミ・ラパスが映画のヒットと共に注目を集め、ハリウッド映画への出演が続いているが、ルーニー・マーラという女優さんも今後引っ張りだこになること間違いなしだろう。
ミカエルを演じるダニエル・クレイグもこういう辛気臭い映画にはよくはまる感じ。個人的に、どうにもジェームズ・ボンドの女たらし、或いは饒舌といったイメージが感じられないので、ボンド役としてはもうひとつ、本作のような寡黙な役の方がよく似合っている。身体能力も高い俳優さんだそうなので、もう少し派手なアクションがあった方が良いかもしれないが・・・
長い映画だが、横溝正史ライクな世界観にどっぷりと浸ることができて、そう長さは感じられない。少女の失踪事件がほんの小さな手掛かりをもとに、徐々に大きく膨らみ始めて・・・という過程は演出の良さもあって面白い。特にリスベットが事件の調査に参加し始めてからは、物語が滑るように動き始める。本当に久しぶりに横溝正史の映画を見ているような感覚に陥ってしまった。
ただ、登場人物がスウェーデン人とあって、名前が覚え難い点が少々興醒めなのだが・・・
オリジナルは三部作だそうなので、後二作、続けて制作されるのだろうか?
ハリウッド版は原作とラストが異なるようだ。原作にも興味があるが、取りあえずスウェーデン版を見てみたくなった。
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