★GIFアニメーション新作紹介@電脳絵画館★
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TBS系で放送された『弁護士のくず』より豊川悦司が演じた九頭元人の原画を書き直し、作品を作り直した。
『宇宙戦艦ヤマト復活編』を見た。
西崎義展と松本零士のヤマトを巡る長い長い裁判の影響で、実に26年もの間眠り続けたヤマトがついに復活した一作とあって、製作が決まった時には、「ヤマトがついに復活か」と喜んだものだった。
それが映画が封切られて話題にも上らなかったので、映画のできが悪かったのかもと嫌な予感がしていた。
ヤマトの熱烈なファンにとって本作は、「とにもかくにもヤマトが復活したのだから素直に喜ぼうじゃないか」という意見と「こんな映画ヤマトじゃない」という意見に分かれるようだ。
どちらの意見もごもっともだが、この映画が面白くないことは間違いない。ただ、思い起こせばヤマトの劇場版は面白かった記憶がないので、それも含めて「ヤマトの復活」と言えるかもしれない。
監督に制作、脚本も兼ねた西崎義展のセンスが26年前から全く進歩しておらず、完全に時代に取り残されてしまっている。
少なくてもこの映画を見て新しくヤマト・ファンになった若い世代はそう多くなかっただろう。
懐かしいメンバーの登場は嬉しい限りだが、古代進を主人公にしなかった方が良かったのではと思っている。古代を主人公にしてヤマト艦長にしてしまったために、物語の語り部としてべらべらと喋り過ぎ。ヤマトの艦長は寡黙でどっしりとしていた方がよく似合う。
ただ、CGで復活したヤマトは、流石に見応え充分、長い映画で戦闘シーンもふんだんい用意されているため、ヤマトの雄姿を堪能できる。ただCGで正確に表現されているため、ヤマトを後ろから見ると、「船尾のジェットエンジンの噴射口がアニメ版よりも小さくなってしまっている点が残念」という意見を読んだが、確かに松本零士の漫画はこの辺は遠近法を無視してデフォルムして巨大な噴射口になっていたことが多かった。
年末には、『ALWAYS 三丁目の夕日』の山崎貴監督によるヤマト実写版『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の公開が予定されている。脚本が『K-20』の佐藤嗣麻子だし、かなり期待が持てそうだ。
本家がダメでも、こちらで話題になってもらいたいものだ。
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