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映画「キサラギ」より小出恵介が演じたスネークを作品化。
映画が面白かったので、今年のテーマ「狭いところ」をついた作品として登場人物を作品化している。


「レッド・ブロンクス」という映画を見た。
日本公開は1995年、ジャッキー・チェンのハリウッド進出映画だと勘違いしていたが、全米での配給を視野に入れた香港映画だったようだ。そのかいもあって全米ボックス・オフィスでアジア映画で初の初登場第一位を飾り、ジャッキー・チェン・ブームを全米で巻き起こしたらしい。
ハリウッド映画にしては、どこか軽い演出も香港映画だと聞くと頷くことができる。

ちなみにジャッキー・チェンがハリウッド進出を狙って制作した映画は、「バトルクリーク・ブロー」(1980年)や「プロテクター」(1985年)という映画で、どれもパっとしない興行成績に終わってしまっている。本作の成功が「ラッシュアワー」に繋がっているようで、2000年代に入ると、ジャッキー・チェンは活躍の場をハリウッドに移してしまう。

さて、映画の方だが、全米での興行成績が良かったというだけあって、アクションは見せ場も多く、かなり派手。銃撃戦や爆破シーンが、ハリウッド映画にしてはかなり軽い印象だが、その辺は香港映画らしいとも言える。反対にアクションに重点を置いたためか、ジャッキー・チェン映画お馴染みの笑えるシーンが少ない。

本作には歌手として有名なアニタ・ムイがヒロインとして出演している。2003年、香港駐在中に病死してニュースになったので、よく覚えている。
また、アイスクリーム売りとして人気歌手の周華健がカメオ出演していたりして、ちょっとびっくりした。

アクションに重点をおいたせいか、脚本の出来はお世辞にもよくない。香港の刑事クーンが叔父の結婚式に参加するため、香港からニューヨークにやってきてトラブルに巻き込まれるのだが、展開が強引だしひねりが全くない、ひたすら直球勝負で脚本の至らなさはすべてアクションでカバーしている感じ。本作は昔見た記憶があるのだが、ストーリーを全く覚えていなかった。これだけ陳腐な脚本だと、印象に残らないはずだ。

流石にアクションは凝りまくっていて、ホバークラフトを使ったラストシーンなど、見ごたえ十分で、何でこのシーンを忘れてしまっていたのだろうと思ってしまった。ジャッキー・チェンが骨折を押して撮影を続けるエンドロールのおまけ映像を見ていると、ジャッキー映画のアクションの壮絶さを垣間見ることができる。
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