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映画「メン・イン・ブラック」よりウィル・スミスが演じたエージェントJを作品化。
ウィル・スミス、最新作の「MIB 3」が公開中だが映画への出演は四年ぶりになるそうだ。個人的に黒人俳優としてはNo.1のマネー・メイキング・スターだと思っていたのだが、ここ数年は息子ジェイデンや娘の芸能界へのゴリ押しがひどくてすっかり好感度が下がってしまった。「ハリウッドは二世俳優と言えども実力勝負の世界」だと思っていたのだが、その常識を打ち破ろうとしているように見えてしまう。

「電人ザボーガー」という映画を見た。
オリジナルは1975年に放送されたピー・プロダクション制作の特撮ドラマ。劇場版は、ドラマ版をベースに多少脚色を加えながらも、かなりオリジナルに近い形で映画化してあるようだ。もっとも監督が井口昇という人で、「ロボゲイシャ」という作品を見たことがあるが、本作もその流れを汲んで子供向けにはエログロが過ぎる演出が多い。井口監督作品では、最大規模の製作費3億円という映画だそうだ。

サボーガーの造形はじめ、敵キャラからメカまで、昔懐かしい特撮アイテムをオリジナルに忠実に再現すると共に、幾分スマートにもアレンジされてある。この辺りのさじ加減が本当に見事。懐かしくて随分格好良くなった印象。

ただストーリーの方はおふざけが過ぎる感じで、途中で何度もついて行けなくなってしまう。もうちょっと真面目にと言うか、一般向けに作った方が評判も良くなっただろうが、そうなると井口監督特有のカラーが消えてしまうことになるので、なんとももどかしい映画になってしまっている。
ラストから映画のオチまで、かなりの暴走振りで、もう呆れて眺めるしかない状態。

製作費が確保できたからなのか、そこそこ名の通った俳優さんが出演している。大門豊の熟年期を演じる板尾創路、悪ノ宮博士を演じる柄本明、大門博士を演じる竹中直人と結構豪華、アキコを演じた佐津川愛美という女優さんは、ドラマ「最後から二番目の恋」に出演していたことを映画を見ていて思い出した。

映画なれど二部構成となっている。第1部「たたかえ! 電人ザボーガー! 」 編の25年後が第2部「耐えろ大門! 人生の海を! 」編として描かれている。第2部の方が派手派手な演出なのだが、第1部の方が昔懐かしい特撮ドラマの雰囲気が色濃くて個人的にはこちらの方が面白かった。ハチャメチャに展開させずに第1部のテイストで全編演出してくれれば良かったのにと思える。

二部構成でも二時間弱とそう長くないので、多少ついて行けないところがあってもさらりと見終わることができる。
人にお勧めするような作品ではないと思うが、個人的には結構楽しめた作品だった。

今日は、ヤフー!のジオログにも新作を掲載してあります(↓)。是非ご覧ください。

http://geocities.yahoo.co.jp/gl/seasony24
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