★GIFアニメーション新作紹介@電脳絵画館★
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映画「メン・イン・ブラック3」よりジョシュ・ブローリンが演じたエージェントKを作品化。
「リンカーン秘密の書(Abraham Lincoln: Vampire Hunter)」という映画を見た。
本作は2012年6月22日に全米で公開され、興収は37.5百万ドルだった。制作費は69百万ドル、興行的には失敗に終わってしまった作品だと言えるだろう。
ただ本作の制作はかなり豪華で、「ウォンテッド」のティムール・ベクマンベトフ監督がティム・バートンと組んで製作した作品で、本作の監督も勤めている。
第16代アメリカ大統領エイブラハム・リンカーンが実はバンパイア・ハンターだったという奇想天外なお話。
ティムール・ベクマンベトフ監督は、「ウォンテッド」で使ったストップ・モーションを巧みに利用した映像でキレのあるアクションを演出して見せてくれているのだが、結構、同じ手法と使う監督さんも最近は増えてしまったので、目新しさはなくなってしまっている。
若き日のリンカーンがバンパイア・ハンターになって行く過程は割りと丁寧に描かれてあるのだが、映画の中盤にいきなり南北戦争まで話が飛んでしまい、せっかくのバンパイア・ハンターとしての活躍が激減してしまう。最近のハリウッド映画で流行のアメリカの歴史にうまく絡めてストーリーを展開させたかったのだろうが、かなり無理無理な感じ。
ラストにはかなり派手なアクションが用意されているのだが、何だか引っ張られ過ぎて見せ場がきた時にはすっかり興味を失ってしまっている感じだった。
「ウォンテッド」で見たような列車のシーンには苦笑を禁じえなかった。
割と派手なアクション映画にしては、制作費が安く上がっているのは、出演者に見知った顔がないこともその要因だろう。そのせいか、映画自体、かなり地味な印象で、B級テイストを感じてしまう。
かなり期待していたので、映画の出来栄えにがっかりしてしまった。
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