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「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」よりシーザーとジェームス・フランコが演じたウィル・ロッドマンの新作を製作。


映画「グリーン・ランタン」をやっと鑑賞した。
DVDは随分前に手に入れていたのだが、全米でコケたことを知っていたせいでなかなか鑑賞してみる気になれなかった。やっと「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの見直しが終わったので、満を持しての鑑賞となった。

本作は2011年6月17日に全米で公開され、興業成績は1億17百万ドルだった。制作費に2億ドルを費やした大作映画とあって、完全に期待を裏切ってしまう結果となってしまっている。全米以外での興業成績も低調で、興業収入は1億ドル、日本では1億円に届かない興業成績に終わってしまったようだ。

まあ、興業的に惨敗の映画。
監督はマーティン・キャンベル。「007/カジノ・ロワイアル」の監督さんで、続編となった「慰めの報酬」を駄作扱いして話題になったが、今度は自分がきっちり駄作を製作してしまった。「慰めの報酬」の監督だったマーク ・フォースターもさぞかし溜飲を下げたことだろう。

主演は売り出し中のライアン・レイノルズ。「ウルヴァリン」で演じたデッド・プールがかなり印象的で、スピン・オフ作品の制作も発表されていた。本作で更に筋肉隆々になって登場している。ちょっと童顔フェースと合わない感じ。
ヒロインを演じたブレイク・ライブリーという女優さんがなかなか魅力的。レオナルド・ディカプリオの元カノとして有名なようで、ゴシップ誌の常連のようだ。

さて、映画の出来は興業で大コケしたほどに悪くない。結構、脚本がよく書けていて、見せ場も多いし、見ていて退屈もしない。では、「面白かったか?」と聞かれると返事に困る感じ。
先ずグリーン・ランタンの設定がかなり幼稚。古いアメコミなので、今から見るとどうにも幼稚な設定を変えることが出来なかったようだ。宇宙の平和は、宇宙警察機構“グリーン・ランタン”のガーディアン達によって守られている・・・というまあ「ウルトラマン」な設定が、グリーン・ランタンの拠点惑星オア・・・というまあ「光の国」を舞台に展開される。この惑星オアが、なんだか暗くて薄汚くて実に魅力がない。
そこにあの、まあ一言で言うとダサイ格好のグリーン・ランタンが登場すると、相乗効果で胡散臭さが倍増される感じ。

「マイティ・ソー」もそうだったが、ヒーローは身近で活躍してくれないと、どこか見たこともない場所で大暴れされても、まるで感情移入ができない。本作ではまだ「マイティ・ソー」よりもまだ活躍の場所が地球上のシーンが多いが、その分惑星オアが「マイティ・ソー」の神々の世界よりも色褪せているので差し引きゼロな感じ。

今年は前述の「マイティ・ソー」に本作の「グリーン・ランタン」、そして「キャプテン・アメリカ」と三人のアメコミ・ヒーローが登場したが、三人の登場が遅れたのは、「バットマン」や「スーパーマン」「スパイダーマン」、そして「アイアンマン」よりもどこか映画向きでないからだろう。
大きく設定を変えてデザインを変えらたら面白いものになるかもしれないが、そうしたら最早オリジナルが何だったのか分からなくなってしまう。でも、その二つが映画化には向いていない・・・という矛盾を抱えているように思う。

続編の製作が決定したそうだが、続編はかなりテコ入れされることになるだろう。
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