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映画「アベンジャーズ」よりマーク・ラファロが演じたブルース・バナー博士を作品化。
毎回、新作が映像化される度にブルース・バナー役が変わっている「ハルク」だが、「アベンジャーズ」のマーク・ラファロはなかなかはまり役、日頃の物静かな印象とハルクに変身した後の無道振りが好対照で、「アベンジャーズ」の中でも一際目立つ存在だ。
敵ボス・ロキと「アイアンマン」のトニー・スタークが対峙するシーンがあるが、「我々にはハルクがいる」と言い放つトニー・スタークの皮肉に結構笑える。

「アンフェア」の劇場版最新作「アンフェアthe answer」を鑑賞した。
連続ドラマが無類に面白かったので、スペシャル・ドラマでも劇場版でも、その出来の悪さにひっくり返りながらも、ついつい見てしまうシリーズだ。劇場版最新作は、猟奇的な連続殺人事件に戻り篠原涼子演じる雪平が活躍する物語だと聞いていたので、「今度こそは」と期待してしまっていた。

また騙されてしまったが・・・

本作は2011年9月17日に全国公開され、興収は23.4億円だったようだ。前作が27.2億円の興収だったので、まあそう変りない興行だったと言える。正直、劇場版はどちらもこの程度の内容で興収が20億円を超えたとなると、フジの商法大当たりと言えるだろう。

監督・脚本は佐藤嗣麻子、前作の脚本も担当していたので、まあドラマ以降「アンフェア」が面白くない元凶とも言えるが、連続ドラマの脚本も担当していたので、「アンフェア」人気の生みの親とも言える。個人的には「K-21/怪人二十面相・伝」の監督さんとしてかなり注目していた人。なんでこんなに作品にムラがあるのだろう?

主人公の雪平が映画の冒頭から最後の最後まで、常に周りに振り回されているだけで、とにかく格好悪い。ちょっと自分で考えて行動すると失敗、「私を誰だと思っているの?」という台詞が劇中にあるが、もう白々しく聞こえてしまう。
映画のプロットは悪くないと思う。猟奇的な連続殺人事件、ひとひねりある犯人、スペシャル・ドラマから通してうざったい「警察の巨悪」とやらを絡めなければ、結構面白い作品に仕上げることができたと思う。篠原涼子が「良い女のアイコン」的になっていることには、どうにも違和感いっぱいなのだが、主人公なので拳銃を町中でぶっぱす以外にももう少し推理の冴えや派手なアクション等の見せ場がまるでないのはちょっと気の毒になってしまう。

最後に見せ場が用意されているが、よく考えると雪平の深謀遠慮ではないし・・・

映画を見ていて「あり得ない!」「あ~、もう!いらいらする」と何度呟いたことか。このレベルなら、正直もう新作を作らずにおいてもらいたい。
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無題
ブルース・バナー博士いただきます。ありがとう。

「アンフェアthe answer」
私はTVシリーズのほうが好きです。
映画らしいく凄く遠回りで解決していくところが「アンフェア」らしいのかも!

「完全なる首長竜の日」の映画化が佐藤健主演・黒沢清監督で決まったとか。
原作を読み返さねば!どういう風になるかな?
Nezu 2012/07/18 (Wed) 19:20 編集
恋愛映画
「完全なる首長竜の日」、恋愛映画になるみていですよ。
kwest 2012/07/18 (Wed) 22:10 編集
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