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映画「ダーティ・ハリー3(The Enforcer)」よりクリント・イーストウッドが演じたハリー・キャラハンを作品化。
先日、「ダーティ・ハリー」シリーズを二作目から四作目まで一気に見直して結構面白かったので、最近は007シリーズの見直しにちょっとはまっている。何せ第23作目が製作されようとしている長寿シリーズ、見直し作品には困らない。余談だが、個人的には「インディ・ジョーンズ」シリーズも監督や主役が交代しても良いので、同じような長寿シリーズになって欲しいと思っていた。
現在のダニエル・クレイグで六代目となるジェームズ・ボンド、ランダムにボンド俳優ごとに作品を見直している。
ロジャー・ムーアの「ムーンレイカー」、ピアース・ブロスナンの「ダイ・アナザー・デイ」、ティモシー・ダルトンの「消されたライセンス」と年代も公開順序もお構い無しに節操なく見直している。
初回ショーン・コネリーが作り上げたニヒリストで女好きなれど有能なスパイというジェームズ・ボンド像なのだが、三代目ロジャー・ムーアがやや軽いボンドに方向転換、四代目のティモシー・ダルトンが反対の野性的なボンドを演じ、五代目ピアース・ブロスナンがまたお洒落なボンドに変え、それを更にダイニエル・クレイグが野性的なボンドに戻すという、軽い~重いを行ったり来たりしている。
ダニエル・クレイグの後は、またハンサムで洗練されたボンドになるかもしれない。
なかな初代ショーン・コネリーのような野性味も色気も兼ね備えた俳優は見つからないようだ・・・
「007カジノ・ロワイヤル」のマーティン・キャンベル監督が、自分に代わってマーク・フォースター監督がメガホンをとった続編「007慰めの報酬」を批判して、、「あれはひどかった。ストーリーがつまらなかったし、アクションが登場人物にうまく結びついていなかった。正直、全体的にとっちらかっていたと思うよ」と言ったそうだ。
監督が別の監督の作品を批判するなど、珍しいこともあるものだと思ったが、個人的には「慰めの報酬」は結構ポイントが高いので、ちょっとマーク・フォースター監督が気の毒な気がする。
マーティン・キャンベル監督、アメコミ・ヒーローを映画化した「グリーン・ランタン」という映画が全米で公開され、初登場第一位を記録している。他には前述の「カジノ・ロワイヤル」そして1995年公開の「007ゴールデンアイ」が代表作だろう。
マーク・フォースター監督はまあ新人監督で、初のメジャー映画が「慰めの報酬」。その意味でもベテラン監督の批判は可愛そう。
007最新作はサム・メンデス監督が決まっている。ケイト・ウィンスレットの旦那さん。マーティン・キャンベル監督も「期待している」とコメントしているが、楽しみにしている。
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