James Bond (The Spy Who Loved Me)

映画「007/私を愛したスパイ」よりロジャー・ムーアが演じたジェームズ・ボンドを作品化。

「ユーリカ～地図にない街」のシーズン2を一気に見てしまった。
こちらも個人的に大好物の「X-ファイル」系のドラマなのだが、妙に明るいのが特徴。米国最先端の科学者たちが住む街で毎度不可思議な現象が起きるのだが、住人たちは皆「ユーリカだから」と平然としたもの。その辺のギャップが面白い。

残念ながら今年の4月から放送されるシーズン5がラスト・シーズンとなっているようだ。こちらも米ケーブル・テレビでの放送で、前に紹介した「ヘイブン」と同じテレビ局。最近、元気の良いケーブル・テレビ局なのだろう。

ニコラス・ケイジの凋落が止まらない。
前に「崖っぷちの俳優」として真っ先に紹介したニコラス・ケイジだが、その後も主演作がコケ続けている。
2009年公開の「ノウイング」以降、全米での興行成績は惨敗の映画が続いている。「バッド・ルーテナント」がコケ、「魔法使いの弟子」は63百万ドルの興収を上げたのだが、製作費は破格の1億5千万ドル、諸経費も入れると大赤字の映画となってしまっている。「デビル・クエスト」がコケ、「ドライブ・アングリー」もコケてと連戦連敗状態が続いた後、先週は汚名返上をかけ公開されたヒット作の続編「ゴースト・ライダー2」も前作の半分の興収となる23百万ドルでのスタートとなってしまった。ただ前作は製作費が1億1千万ドルで全米での興収も1億15百万ドルとトントン、続編では製作費は57百万ドルとほぼ半分となっており、全米での興収をトントンまで持って行くことはできそうだ。

しかし、寂しい数字・・・

「ゴースト・ライダー2」は3D作品で、全米での評価を見ると、まあ映画がヒットしなかっただけあって芳しくはない。

こうも主演作がコケると、製作サイドも使いにくい俳優だろうが、もうひとつのヒット・シリーズ「ナショナル・トレジャー」の新作の噂が聞かれなくなってしまったことは残念だ。
「レイダース」以降、宝探し映画が大好きで、最近、「トーム・レイダー」の新作公開もないし、「インディ・ジョーンズ」の新作も噂の域を出ないでかなり寒しい思いをしている。

浪費家として有名で、最近は、どこそこの豪邸が売りに出されたというニュースばかり。「ゴースト・ライダー2」の製作費が57百万ドルだったということは、出演作の度重なる失敗でギャラの方も下落しているということだろう。

ここ数年、全米のドラマ視聴者数ランキングで不動の一位を誇っているのが「NCIS」、「ネイビー犯罪捜査班」という邦題がついているようだ。「CSI」同様と言うか「CSI」以上に日本では知名度の低いドラマになっている。
昨年、やっとテレビ東京でシーズン1が放送されたようだが、さして話題にならなかったようだ。
現在全米ではシーズン9が放送中で、相変わらず絶好調、ドラマ部門のトップを独走中だ。

シーズン7を半分見たところで一休みしたら、一年以上見なかったようで、シーズン9を第二話から久しぶりに鑑賞してみた。第一話はシーズン8の最終話からのシーズン跨ぎのエピソードだったので、取りあえず見ないでおいた。
十話ほどさくっと鑑賞したが、相変わらず面白い。「CSI」同様、かなりエグいシーンがあるので、なかなか日本では評価されないだろうが、エピソードはどれも凝ったミステリーになっていて面白い。海軍絡みの事件や海兵隊員が事件に巻き込まれて時にNCISが登場する。まあ海軍専用の警察部隊。軍事機密上の理由から、警察やFBIと別組織になっているのかもしれない。事件が軍隊絡みとあって、まるで映画のように戦場が舞台となることがある。シーズン9でも主人公のギブスがアフガニスタンに派遣されたりする。

刑事ものなのだが主人公のギブスを取り巻く登場人物は至って明るい。まるで悪戯っ子のディノッゾを中心に、お宅系のマギー、イスラエルの元諜報員ジーヴァ、ゴスロリ分析官のアビィ、英国紳士の検視官のドックなどなど、ひと癖もふた癖もある登場人物たちが陰惨な事件を明るく解決して行く。

日本ではシーズン2までDVDが出ているようだ。

今日は、ヤフー！のジオログにも新作を掲載してあります（↓）。是非ご覧ください。

http://geocities.yahoo.co.jp/gl/seasony24