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映画「マトリックス」よりローレンス・フィッシュバーンが演じたモフィアスを作品化。

映画「タンタンの冒険ユニコーン号の秘密」を鑑賞した。
巨匠スティーブン・スピルバーグが初めてフルCGに挑戦した映画として話題になった作品だ。2011年12月21日のクリスマス・シーズンに全米で公開され、メガ・ヒットを期待されたが、全米での興収は78百万ドル弱と期待を裏切る結果に終ってしまった。シリーズ化の話もあったのだが、さて続編が制作されるかどうか・・・
全米以外では3億ドルに僅かに届かない2億96百万ドルだったようで、日本では10億円程度の興行成績だったようなので、海外での興行はまあまあと言ったところだろう。流石に大御所スピルバーグの面目躍如と言ったところ。

映画が当たらなかったことを知っていたので、劇場での鑑賞も遠慮してしまったし、DVDでの鑑賞にも若干気が乗らなかった。
ところが映画を見始めてみると、個人的に好物の「宝探しもの」の映画だし、スピルバーグらしい息つく暇もないアクションの連続であっという間に映画を鑑賞してしまった。もう少し興収が伸びても良かったような気がする。

ただ、映画が当たらなかった理由も少しは理解できた。
先ずは映画の冒頭、スピルバーグは面白い映画の条件として、007シリーズのように映画の冒頭に一瞬で観客を映画の世界に引き込んでしまうようなド派手な演出を常々主張している。本作ではその映画の冒頭が謎めいてはいるが静かな出だしで、「あれっ?」と思ってしまった。本篇の演出が素晴らしいのに、ちょっと残念。

次に登場する二人と一匹の主役、少年ジャーナリストのタンタンは、少年とは思えない腕っ節の強さで違和感ありあり。犬のスノーウィは、妙に人間臭くて、しかも可愛くない。ハドック船長もまるで強そうに見えなくて、魅力的に見えない。主役の誰にも感情移入できない点が映画を見ていてかなりつらい。

ただ、CGが可能にした実写のカメラワークでは不可能とも思えるスピルバーグならではの演出はもう見事の一言。「インディ・ジョーンズ4」で「年を取って演出が口説くなってきたかな」と多少危惧していたのだが、そんな心配も本作を見て杞憂に終わってしまった。相変わらず、演出はキレキレで格好良い。CGで何でも映像表現できるようになってくると、もう監督の頭の中にあるビィジョンが独創的であればあるほど、驚愕の映像を堪能することができる。

「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのピーター・ジャクソンも原作のファンだということで、製作に参加しており、「続編では監督をする」という噂もあった。続編が制作されるかどうか微妙だが、ピーター・ジャクソン版の「タンタンの冒険」シリーズも見てみたいものだ。

今日は、ヤフー!のジオログにも新作を掲載してあります(↓)。是非ご覧ください。

http://geocities.yahoo.co.jp/gl/seasony24
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