★GIFアニメーション新作紹介@電脳絵画館★
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映画『プレデター』よりプレデターのマスクを被っていないバージョンで、蟹の足のような口を開けて吠えている作品を作ってみた。
『劔岳 点の記』という映画を見た。日本アカデミー賞作品賞にノミネートされた作品で興業的にもヒットした映画なので、鑑賞前からかなり期待していた作品だ。
新田次郎の小説を『八甲田山』『火宅の人』などの名カメラマン木村大作が初メガホンを取って監督した作品とあって、映画全編拘り抜いた撮影が映画公開時に話題になっていた。
明治40年、日本地図完成のために立山連峰、劔岳への初登頂に挑む、陸軍測量部の活躍を描いた映画で、実話に基づいている。実話に基づいているという事実が、「きっとこうだったんだろうな」と当時の苦労をより一層忍ばせてくれる。
CGに頼らない生の映像の迫力が映画全編に漲っているような映画だ。カメラマン上がりの木村監督の面目躍如といったところだろう。実際に撮影には相当苦労したであろうことが画面を通してひしひしと伝わってくる。
その圧倒的な映像の前に、なかなか批判もし辛いのだが、映画自体は、木村監督がカメラマンとして活躍した古い邦画を見ているような感じがある。例えばこの映画をCGを使って楽に撮影してあったとすると、実に冗長で退屈な映画になってしまったことだろう。基本的に何も起こらない展開が延々と続く。
正直、有名監督ばかりが無駄に長い映画を撮ってばかりいた頃は、邦画が嫌いだった。最近は邦画が隆盛で、色々な監督がしのぎを削っているので、まあ駄作も多いのだが、傑作も増えてきている。素直に邦画の隆盛は嬉しいので、こういう古いタイプ邦画に出会ってしまうと反応に困ってしまう。
「中高年に人気で、中高年を映画館に足を運ばせた映画」というニュースを読んだが、それも古いタイプの映画なので、当時邦画を見ていた人が懐かしく思ったのではないだろうか?
何だか過去の苦い思い出を見せつけられたような映画だった。
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