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特撮ドラマ「宇宙鉄人キョーダイン」よりスカイゼルを作品化。
「宇宙鉄人キョーダイン」は、1976年4月2日から1977年3月11日まで全48話が放送された。石ノ森章太郎原作により特撮ドラマで、月刊少年マガジンに漫画版も連載されていたそうだ。
「ポスト仮面ライダー」として制作された意欲作だったようだが、正直全く覚えていなかった。
雑誌で読んで、「そう言えばそんな特撮ドラマがあったようななかったような」というあやふやな記憶しかなく、資料を集めて作品化してみても、まだはっきりと思いだせない。
「ファースター 怒りの銃弾(Faster)」という映画を見た。
”ザ・ロック”ことドウェイン・ジョンソン主演の映画で、銀行強盗団の一員で仲間に裏切られ兄を殺された男が刑務所を出所したその日から復讐に暴走するというお話。
全米では2010年11月24日に公開され、興収は23百万ドルだった。アクション映画としては少なめとは言え制作費は24百万ドルもかかっているので、全米では赤字映画となってしまっている。
全米以外での興収も軒並み不調で1千万ドルしかなく、日本では5月21日に公開予定となっているが、日本での興収が一縷の望みかもしれない。
最近は「ゲット・スマート」のようにコメディ映画の出演がやや多かったドウェイン・ジョンソンが久々に復讐の鬼と化す元受刑者を好演している。もっともアクションは銃撃戦が多くて折角ドウェイン・ジョンソンを主演に持ってきたのに肉弾戦は少なめ。なんかかなりもったいない気がする。
復讐を縦糸に退職間近の麻薬中毒のベテラン警官のエピソードを絡めながら物語が進んで行く。この警官のエピソードが暴走する復讐劇に水を差す形となり、ぷちぷちと映画が細切れになるような感じでかなり残念。
エピソードを細切れにして復讐劇に挟まずに、映画の前半でまとめて見せた方が良かったのではと思う。
ジャック・バウアーばりのドウェイン・ジョンソンの暴走振りが印象に残る映画だが、伏線が単純すぎて裏切り者が誰なのかとか、ラストのオチまで結構見え見えの展開でひねりのないのが残念。
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